日本メディアが先ごろ伝えたところによると、日系自動車メーカーの販売臺數が今年に入ってからも、市況とは逆に伸び続けている。中國自動車工業協會が19日発表の統計データでは、1月の新車販売臺數は前年同期比7.7%増となり、トヨタなど日系メーカー3社の増加率はいずれもこれを上回った。トヨタ、日産、ホンダやマツダの販売計畫によると、2016年は中國での販売臺數が過去最高になると予想。この4社にスズキと三菱を加えた日系自動車メーカー6社の中國での販売臺數は、合計で初めて400萬臺を超える見通しだ。
主要4社の販売計畫をみると、中國でシェアの高い日産の販売臺數が最も多く、2015年実績に比べ4%増の130萬臺を見込む。トヨタとホンダは100萬臺の大臺突破を予想。中國で2015年10月に開始されたエンジン排気量1600cc以下の小型車に対する減稅の効果が好材料となる。