中國國家発展改革委員會（発改委）は19日の記者會見で、2016年の新型都市化政策推進に関する重點課題と「國家新型都市化報告」に関する狀況の説明を行った。発改委計畫司の徐林司長は、都市部住民と農(nóng)村部住民の所得格差が中國の都市化を推進するうえで力強い原動力になるとの見方を示した。

徐林司長は、中國の非農(nóng)業(yè)従事者と農(nóng)業(yè)従事者の所得格差は非常に大きいと指摘。統(tǒng)計によると、中國の非農(nóng)業(yè)部門、すなわち第2次?第3次産業(yè)と農(nóng)業(yè)部門の労働生産性は約3倍の開きがあるという。「十二五（第12次5カ年計畫、2011～2015年）」期に都市部と農(nóng)村部の所得格差はやや縮小したが、都市部住民と農(nóng)村部住民の所得格差はまだ2.73倍あり、これだけの大きな所得格差がまさに中國の都市化の力強い原動力になるとしている。

これを踏まえ、政府はどのような対策を講じるべきか？徐林司長は、政府は農(nóng)民の都市での就業(yè)について便宜を図り、條件を整備することができるとし、2つの対策が進められていると話す。