橫琴自由貿易エリアの擔當者によると、橫琴は今年、「3大制度の構築、3大體系の整備」をめぐり、より開放的で柔軟、敏速、効率的な投資貿易ルール體系を構築し、國際化?法治化?市場化?利便化されたビジネス環境を形成し、企業の最も優れた経営環境と最も低い運営コスト、最も高い経営効率を実現する計畫だ。

「3大制度」とは、企業登録改革の深化を重點とした投資管理制度、通関の利便化を重點とした貿易監督管理制度、リスト管理を重點とした事中?事後監督管理制度を指す。「3大體系」とは、國際信用力を重點とした法治體系、共同懲戒を重點とした社會信用體系、予防?監督を重點としたクリーン政治管理體系を指す。

香港?マカオとの協力の面では、橫琴は今後、マカオの投資プロジェクトを試行対象とし、建設プロジェクトの一括窓口サービス制度の構築を模索し、審査?認可サービスの全面的な改善をはかり、民間投資のプロジェクトに対しては「先に認可を受けてから建設を始める」という現在の仕組みを「先に建設してから検査を受ける」という仕組みに変え、プロジェクトの橫琴への建設を加速する。

橫琴はさらに、広東?香港?マカオのサービス貿易自由化モデル基地を建設し、「國際レジャー観光島」の認定を申請し、マカオとの地域観光協力のメカニズムを形成し、ネットワークの連結と情報交換、旅客の共有を実現し、広東とマカオの連動した観光レジャー生態圏を共同構築することとしている。

今後は金融革新も重點內容となる。橫琴は今後、人民元のオフショア業務のオンショアにおける決算センター、生産要素取引センター、資産管理センター、クロスボーダー業務センターの「4大センター」の建設に力を入れ、産業の周辺への波及作用を強化し、金融業による実體経済へのより好い貢獻を促進する方針だ。

「中國網日本語版（チャイナネット）」2016年5月3日