「第2回中國改革(橫琴)フォーラム」が12日、珠海橫琴新區で開催された。國內外の専門家や學者10人余りが一堂に會し、「中國の対外開放:新局面、新戦略、新構想」をめぐり、自由貿易區は國家戦略と対外開放新構想にいかに接続すべきか、自由貿易區における金融開放と監督管理手段、中國企業の海外進出をいかに後押しするかなどの問題を議論し、金融の安定を確保し、開放型の世界経済を建設し、包摂的発展を促進する新たな道を模索した。
橫琴新區(自由貿易エリア)管理委員會の牛敬主任は式辭で、発足一年余りとなる橫琴自由貿易エリアは、特殊な立地の強みを十分に利用し、マカオと互いに助け合い、マカオの産業の多元的発展を促進すると同時に、香港?マカオの成熟した市場経済の経験を參考とし、政府の職能の転換や投資開放、貿易の便利化、金融革新、法制保障などの分野で先行?試行を展開し、ハイスタンダードな國際貿易ルールを基準とし、商事登録制度を革新し、司法改革を試行し、信用體系を建設し、金融革新を展開し、國際化?法制化?市場化?便利化されたビジネス環境の整備に努めてきたと語った。
著名な経済學者で中國経済體制研究會名譽會長の高尚全氏、世界的に知られる経済學者で未來學者のジョン?ネイスビット氏、ジョン?ネイスビット大學學長で世界の社會?経済?政治の潮流のオブザーバーのドリス?ネイスビット氏、國家開発銀行元副行長で経済學者、中國債券資本市場の基礎を作った高堅氏、中國(海南)改革発展研究院院長の遅福林氏の5人の大物がそれぞれ基調講演を行った。フォーラムに參加したその他の専門家や學者は「金融開放と監督管理手段」「中國企業の海外進出:チャンスと挑戦」をテーマに議論を展開した。
今回のフォーラムではさらに、橫琴をテーマとしたシンポジウムも設けられ、學者らは、橫琴自由貿易エリアが國際化?市場化?法治化?便利化されたビジネス環境をいかに建設するか、広東?香港?マカオのサービス貿易自由化をいかに推進するか、差別化された優位性を発揮していかにガバナンス能力を高め、制度革新を実現するかなどの問題について立ち入った討論を行い、橫琴の発展に提案と政策の提言を行った。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2016年9月14日