ドイツの『ビルト』紙は4月16日、「見よ、ベルリン！中國が世界最大の空港を建設」というタイトルの記事を掲載した。

トラックとコンクリートミキサー車が絶え間なく走り、車止めまで一直線に進む。警備員が身分証明書をチェックしてゲートを開けると、車が次々と進んでクレーンが立ち並ぶ建設現場に入る。これは中國新首都空港の建設現場の様子だ。同空港の建設工事は2015年9月に始まり、1年半で半分が完成し、2019年には利用が開始される予定。第1期工事が終わると、新空港の旅客乗降者數は延べ4500萬人となり、拡張後は1萬人を超え、乗降本數は88萬回となる見込み。誰もが新空港は予定通りに竣工すると信じている。

一方のベルリンは？2006年に著工したベルリン新空港はまだ建設中だ。今年3月初めには、新空港の4人目の社長が就任し、社長は2018年の竣工を望むと述べた。これに比べ、中國人の新空港建設はかなりペースが速い。

現在、中國は世界で最も空港が多い國となった。11年前にベルリン新空港が最初の基礎を打ち込んだ時、中國には140カ所の空港があり、それから60カ所近く増えた。政府の計畫によると、2025年までに中國はさらに124カ所の新空港建設を予定している。