住宅市場調(diào)整策の引き締めによる影響を受け、1?2級都市の住宅成約件數(shù)が4月、全體的に減少した。中國指數(shù)研究院が2日発表したデータによると、1?2級都市の4月の住宅市場成約件數(shù)は、前年同月比と前月比で共に減少し、3級都市はやや増加した。

具體的に見ると、1級都市は前月比30.50％減、前年同月比34.57％減。2級都市は16.02％減、35.45％減。3級都市は9.39％増、11.10％増。1級都市のうち、北京と深センは前月比でやや増加し、上海と広州の下げ幅は3割以上となった。前年同月比ではいずれも減少し、うち上海が41.1％と下げ幅が大きかった。

中原地産の張大偉チーフアナリストは「1級都市のうち、北京の4月の分譲住宅成約件數(shù)は2138戸のみで、前年同月比59％減、前月比19.6％減となり、全體的に大幅減となっている。昨年9月30日より、全國55都市以上が各種不動産調(diào)整策を160回以上発表している。うち北京などの都市は10回以上となっている」と指摘した。

張氏は「今回の調(diào)整がこれまでと最も異なっているのは、初めてオフィス住宅複合物件を?qū)澫螭趣筏郡长趣?。北京、上海、広州、成都などは同物件を?qū)澫螭趣工胝撙虬k表し、さらに多くの都市が販売制限令を出している」と述べた。

易居中國の丁祖昱執(zhí)行総裁は「購入制限、賃貸制限、販売制限などの政策が集中的に発表され、調(diào)整の効果が4月に現(xiàn)れ始め、市場の流動性が低下した。初歩的な統(tǒng)計データを見ると、アモイ、長沙、天津などの典型的な1?2級都市では、成約件數(shù)が前月比で4割以上も減少している。大半の2級都市の制約件數(shù)が前月比で減少し、合肥と瀋陽だけは10％以上増加した」と分析した。

購入制限、賃貸制限、販売制限による調(diào)整策は、中古住宅市場に直接的な影響を及ぼした。中古住宅市場は4月に冷え込み、北京、上海、杭州などの件數(shù)と価格が調(diào)整された。上海を例とすると、4月の中古住宅平均価格は2月と比べ、1立方メートル當(dāng)たり約1500元低下した。中古住宅の低迷は、徐々に新築住宅市場に影響を及ぼしている。

丁氏はさらに分析を掘り下げ、「政策全體を見ると、5月は政策の発表が減少し、発表済みの政策の実施が重點となる。成約件數(shù)が依然として好調(diào)な重慶や東莞など一部都市では、調(diào)整策の発表が続く可能性がある。政策による新築住宅への影響が徐々に現(xiàn)れる。需給の規(guī)模が拡大する可能性は低い。政策により敏感な中古住宅市場は、短期的に低迷を続け、登録と成約件數(shù)がさらに減少する。調(diào)整がさらに広がり強化されれば、多くの3?4級都市が販売の圧力を受けることになる」と予想した。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2017年5月3日