中國國家エネルギー局副局長の劉寶華氏は9日の発言で、中國は段階的に化石エネルギーの比率を引き下げていく。約10年で、中國はクリーンエネルギーによる発電ユニットの規模が石炭発電のそれを超えることが可能だとの見方を示した。
「ここ數年、內外のクリーンエネルギーの発展は急激なものである。新増の発電ユニットの三分の二はクリーンエネルギーを利用するものである。現在、中國のクリーンエネルギーを利用する発電ユニットは既に6.6億キロワットに達している。火力発電ユニットは9億キロワット以上で、その他に7000萬キロワット以上の天然ガス発電ユニットがある」。劉寶華氏は9日に開かれた「第二回中國電気自動車充電?バッテリー交換サービス創新サミットフォーラム」で、このように述べた。
「近い將來、クリーンエネルギーは中國の電力消費の主力になる。われわれは2020年までに中國の石炭発電ユニットが10億キロワット以下、2030年の非化石エネルギーによる発電量の全體に占める比率の50%達成を目指している」