日本の北海道札幌市で2017年8月22日、現(xiàn)地のユーザーが摩拜単車を試乗。

　シンガポールのショッピングモールで2016年12月11日、買い物客が支付寶で決済。

　インドの首都ニューデリーの學(xué)校で1月23日、女性がスキャンでofo「小黃車」を利用。

　フィンランドの町、ロヴァニエミで1月22日、買い物客が中國のモバイル決済アプリで消費(fèi)。

　Androidランチャーアプリ「APUS」は200カ國以上に進(jìn)出しており、世界ユーザー數(shù)は10億人を超えている。UCブラウザはインドで5割以上のシェアを占め、世界ユーザー數(shù)は4億人を超える。ファイル伝送アプリ「茄子快伝」は、インドネシアの8割以上のユーザーに利用されており、世界ユーザー數(shù)は10億人を超える。猟豹移動(dòng)は6年連続で売上100％増を?qū)g現(xiàn)し、世界で約6億人のユーザーを持つ。これらのデータは、中國のモバイルアプリが、世界で多くのファンを集める能力を示している。

　調(diào)査會(huì)社が発表したデータによると、中國トップ300のモバイルアプリのうち、9割以上の272種が海外市場(chǎng)に進(jìn)出している。うち187種は世界154カ國?地域を網(wǎng)羅するApp Storeに入っている。これは中國のモバイルアプリの海外市場(chǎng)進(jìn)出が、すでに常態(tài)化していることを意味する。

　さらに注意すべき現(xiàn)象がある。中國では近年、海外市場(chǎng)を主なターゲットとするスマホアプリ開発企業(yè)が誕生している。例えばAPUSのユーザーの約半數(shù)が、南アジアと東南アジアに、20％が歐米に集中しており、その他はアフリカや南米などに集中している。猟豹のユーザーの75.4％が、歐米を中心とする外國人となっている。

　中國のスマホアプリはなぜ海外で好評(píng)を博しているのだろうか。APUSは「當(dāng)社は非常に軽量で、カスタマイズされたユーザーシステムを持つ」と回答した。UCブラウザは「容量が小さくスムーズで、機(jī)能が揃っている。一挙三得だ」と回答した。茄子快伝は「通信量が発生しなくても畫像と音楽を伝送できる不思議なアプリ」というイメージにより、多くのユーザーを集めている。

　機(jī)能?特長(zhǎng)?分野などは異なるが、これらの海外市場(chǎng)で認(rèn)められている中國のスマホアプリには、共通の特長(zhǎng)がある。それはユーザーの需要を理解し、ユーザーが困っている所を狙い撃ちできる點(diǎn)だ。

　日本経済新聞は、中國のスマホアプリのこの「ユーザー感知力」は、巨大な國內(nèi)モバイルネットワーク市場(chǎng)で磨かれたものと分析した。「中國のスマホユーザーは、世界の3割を占める。中國の各スマホアプリ企業(yè)は、巨大な國內(nèi)市場(chǎng)で需要をつかむ能力を磨いている。革新技術(shù)を追い求める米シリコンバレーの企業(yè)と比べ、中國企業(yè)はまったく異なる競(jìng)爭(zhēng)力を持つようだ」

　東南アジアやアフリカなどの新興市場(chǎng)の他に、中國のスマホアプリは歐米に積極的に進(jìn)出し、現(xiàn)地のIT企業(yè)と同じ舞臺(tái)で競(jìng)爭(zhēng)している。APUSの創(chuàng)業(yè)者である李濤CEOは「世界でインターネットが最も先進(jìn)的なのは中國と米國だが、先を行く分野はそれぞれ異なっている。米國は主に理念と底層の技術(shù)革新で先頭を走っている。中國は応用技術(shù)、ビジネスモデル、発展理念で先進(jìn)的だ。中國のスマホアプリ開発者の數(shù)は、世界の約半數(shù)を占めており、非常に大きな研究開発能力を持つ。これは中國のスマホアプリが歐米市場(chǎng)に根ざす基礎(chǔ)を固めている」と話した。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2018年2月28日