「過去10年、全世界が見守る中で、中國政府は知的財産権保護(hù)をめぐる環(huán)境改善で著しい成果を上げた」。このほど開かれた「國家知的財産権戦略綱要」施行10年の評価を行う外資系企業(yè)?機(jī)関の座談會に參加したクアルコム?IBM(中國)?エリクソンなど外資系企業(yè)?機(jī)関の代表は、知的財産権保護(hù)に関する中國の取組と進(jìn)歩を次々と稱賛した。この評価を裏付けるように、益々多くの外資系企業(yè)が中國で知財権紛爭を解決し、多くの中國企業(yè)が知財権をめぐる経験を活かして國際市場の開拓に成功している。
「知的財産権は世界各國のイノベーション協(xié)力の架け橋となるべきだ」。中國は國內(nèi)の知財権保護(hù)を強(qiáng)化すると同時に、知財権の対外協(xié)力交流にも積極的に參加している。例えば、「一帯一路」知的財産権協(xié)力強(qiáng)化協(xié)議および司法交流協(xié)力覚書への署名や、「BRICS首脳廈門宣言」に知財権協(xié)力の內(nèi)容を盛り込んだこと、中歐地理的表示(GI)保護(hù)協(xié)定の交渉で実質(zhì)的進(jìn)展を促したことなどが挙げられる。一方で、中國はマイケル?ジョーダンの商標(biāo)登録をめぐる事案をはじめとする知財権侵害訴訟を厳正に処理し、國外企業(yè)に積極的に知財権使用料を支払うなど、國內(nèi)外の企業(yè)の知財権を平等に保護(hù)する姿勢を示したことも世界的に稱賛された。ある知財権事務(wù)所関係者は、「ここ2年で、歐州の顧客向けに中國の知財権保護(hù)體系を自信を持って説明できるようになった。中國の知財権保護(hù)環(huán)境は10年前とは完全に様変わりしたと言える」と語る。
「知的財産権の保護(hù)強(qiáng)化。これは財産権保護(hù)制度を完全なものに整えるための重要な內(nèi)容であり、中國経済の競爭力向上を最大限に促すものでもある。これについては、外資系企業(yè)からの要望もあるが、中國企業(yè)からの要望はさらに多い」。今や、知財権保護(hù)は中國が質(zhì)の高い発展を目指すうえでの內(nèi)的要求となった。國家知的財産権局の再編から、現(xiàn)在改訂中の特許法への懲罰性賠償措置組み入れ、複數(shù)の知財権保護(hù)センター設(shè)立まで、中國は知財権保護(hù)をめぐる措置を常に拡大?強(qiáng)化し、知財権保護(hù)の決意と自信を表明、イノベーション主導(dǎo)の発展の船が大海原に漕ぎ出すのを後押ししている。
「知的財産権の一端はイノベーションに、一端は市場につながり、科學(xué)技術(shù)の成果が現(xiàn)実の生産力に転化する重要な橋渡しと絆の役割を果たしている」。知財権について、専門家はこのように例えた。「絆」と「橋渡し」は、雙方をつなぎ合わせ、遠(yuǎn)くまで道が通じることを意味する。我々は知的財産権の保護(hù)強(qiáng)化を通じて、社會全體の知恵と力をイノベーション主導(dǎo)の発展戦略に結(jié)集すれば、より素晴らしい未來が開けるに違いない。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2018年6月5日