?2萬9千キロ 高速鉄道の営業距離に新たな進展
2018年最後の1週間に、高速鉄道の新路線10本が相次いで開通した。中國の高速鉄道営業距離は約2500キロ増加し、2萬9千キロに達する。
この新路線10本は京哈高速鉄道承徳?瀋陽區間、新民?通遼高速鉄道、ハルビン?牡丹江高速鉄道、済南?青島高速鉄道、青島?塩城鉄道、杭昌高速鉄道杭州?黃山區間、南平?竜巖鉄道、懐化?衡陽鉄道、銅仁?玉屏鉄道、成都?雅安鉄道。
新路線の開通により、一部都市間の旅客列車運行時間がさらに短縮される。ハルビン?牡丹江は3時間、通遼?瀋陽は2時間21分、北京南?青島は58分。
今年開通した新路線のうち、広深港高速鉄道の香港區間が特に注目された。9月23日に開通したこの路線は、香港特別行政區が中國高速鉄道ネットワークの仲間入りをし、高速鉄道の新しい時代に入ったことを意味する。この路線の開通により粵港澳大灣區の「1時間生活圏」が現実化した。付近の武広、貴広、南広、廈深などの高速鉄道網も、香港と大陸部都市の間の「4時間観光圏」をさらに広げた。香港観光産業に大きな商機をもたらした。
香港特別行政區政府運輸?房屋局のデータによると、広深港高速鉄道香港區間の乗客は11月29日現在で延べ340萬人を上回り、1日平均5萬人以上となっている。
「中長期鉄道網計畫」によると、2020年の鉄道ネットワークの規模は15萬キロに達し、うち高速道路は3萬キロになる見通しだ。