國務院貧困扶助開発指導チーム弁公室の劉永富主任は15日、今年の中國の貧困削減數が1000萬人を突破する見通しと表明した。年末までに貧困者の95%以上が脫貧困可能となり、貧困県の90%以上が貧困のレッテルを剝がすことが可能になるという。劉氏は次のように紹介した。
殘された貧困者は多くないが、重度貧困地區の任務は依然として厳しい狀況で、我々の取り組みの重點となっている。これらの地域では「3つの保障」(義務教育?基本醫療?住宅安全の保障)及び飲水の問題が完全に解消されていない。一部地域ではインフラ及び産業発展の基礎が弱く、一部地域では內的動力が不足している。脫貧困の成果を固め、再貧困を防止する任務が依然として厳しい狀況だ。
來年は脫貧困攻略戦の締めくくりとなる年だ。脫貧困攻略の任務を期限まで全面的に完了するため力を集め、重度貧困殲滅戦に打ち勝つ。今後は「3區3州」などの重度貧困地區の脫貧困を加速する。貧困防止観測?早期警戒メカニズム及び安定的な脫貧困長期奏功メカニズムを構築し、脫貧困の成果を固め再貧困を防止する。東?西部貧困扶助協力及び定點貧困扶助を掘り下げ、西部地區の産業発展を促す。脫貧困攻略戦の「振り返り」作業を展開し、不備を調べその埋め合わせを行い、問題を適時発見し解消する。同時に脫貧困攻略戦の勝利後、いかに相対的な貧困を解消するかという問題を模索する。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2019年12月16日