3月24日晩、日本の安倍晉三首相は國際オリンピック委員會のバッハ會長と話し合い、7月24日に開幕予定だった第32回夏季オリンピックの1年前後の延期を決定した。新型コロナウイルス感染癥の蔓延が深刻な狀況にあり、安倍政権は國際オリンピック委員會に「先手を打ち」、東京オリンピック中止という最悪の結果を回避した。
過去には、1916年のベルリンオリンピック、1940年の東京オリンピック、1944年のロンドンオリンピックの3回が戦爭により中止されたが、感染癥流行を理由に延期されるのは史上初となる。
オリンピックとパラリンピックの延期は、日本に一連の問題をもたらす。まず、延期は東京オリンピック委員會の準備作業を極めて困難にする。東京オリンピック?パラリンピック組織委員會會長で元首相の森喜朗氏は、多くの競技場が2年で使用計畫を終えるため、最大の困難は43の競技場を引き続き使用できるかどうかだと話した。
2つ目は、延期後、選手の狀態も試練を受ける。一部の選手の出場資格を調整する必要があり、多くの種目の予選をやり直さなければいけない。