中國海洋石油集団有限公司（中國海油）が29日に発表した情報によると、深センから南東に約180キロ離れた陸豊8-1プラットフォームで、中國初の完全に獨自の知的財産権を持つ海上プラットフォームガスタービンの「點火」が成功し、正式に使用開始された。各システムのコンディションは安定し、性能パラメータは設計上の要求と合致している。プロジェクトの建設成功は、中國の海上プラットフォームガスタービン応用分野の空白を埋め、海洋油ガス埋蔵量?生産量拡大に向け「中國の心臓」を設置した。

　説明によると、今回建設された7MW級ガスタービンのコードネームは「太行7」で、高出力でスムーズに起動し、低燃費でメンテナンスしやすいといった特長を持つ。1時間の発電量は5000kW以上で、500世帯の1日の電力消費量に相當する。同等出力の燃料発電機と比べ、二酸化炭素の排出量を毎年8萬トン弱削減できる。

　「中國網日本語版（チャイナネット）」2023年10月30日