3月の午後、南京市秦淮區(qū)の街角の公園では、次のような光景をよく目にする。マンションの下で、古くからの隣人が椅子に腰掛け談笑する。小さなカフェの中では若者がコーヒーを飲みつつ、窓の外の街を眺める。

　古い団地と街路はカフェなどの新業(yè)態(tài)を取り入れ、新舊が融合する新たな環(huán)境を構(gòu)築している。南京市だけではなく、カフェは長(zhǎng)江デルタの多くの場(chǎng)所で、大型商業(yè)施設(shè)から都市の街路や農(nóng)村に進(jìn)出している。蘇州市の拙政園の近くにあるカフェは連日混雑する。観光客はコーヒーを手にしながら、古い園林との一風(fēng)変わった邂逅を感じる。張家港の善港村では、花畑の近くに農(nóng)村カフェがあり、花とコーヒーの香りが混ざる。

　南京の街頭で、カフェと古い団地が魅力を引き立て合う。新華社記者?楊紹功撮影

　専門家によると、団地に進(jìn)出し新モデルと新商品を持続的に発売することは、現(xiàn)在の飲料品消費(fèi)業(yè)界の流行とトレンドになっている。英コーヒー業(yè)界研究機(jī)関「World coffee Portal」が発表した報(bào)告書によると、中國(guó)のブランドカフェ店舗數(shù)が1年で60％弱増加し計(jì)5萬(wàn)店弱にのぼり、世界のブランドカフェにとって最大の市場(chǎng)になった。これは中國(guó)社會(huì)の消費(fèi)の活力を浮き彫りにした。

　「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版（チャイナネット）」2024年3月30日