８日、建設が進む黃草烏江雙線大橋。（小型無人機から、重慶＝新華社記者／唐奕）

　【新華社重慶４月１３日】中國重慶市に本拠を置く建設會社の渝黔（ゆけん）鉄路が落札し、鉄道建設大手、中國中鉄傘下の中鉄大橋局集団が工事を請け負う渝湘高速道路（重慶市－湖南省長沙市）の黃草烏江雙線大橋の重慶側アプローチ橋は８日に上部構造が接合された。橋の建設は９割方完了し、全體の連結に向けた最終段階に入った。

　重慶市武隆區江口鎮に位置する同橋は全長５９３?７メートル。重慶－黔江（けんこう）區間の建設の難所となっている。

　同區間は縦橫各８ルートから成る中國の高速鉄道計畫「八縦八橫」のうち、福建省アモイと重慶をつなぐ路線の重要部分で、重慶市の南東方向を通る。

　「新華網日本語版」2024年4月14日