商務部外資司の責任者はこのほど、2024年1月から5月の全國の外資による投資狀況について説明し、「現在、外商投資の期待と信頼感は全體的に安定している」と述べました。
商務部のデータによると、2024年1~5月の外資導入額は前年同期比28.2%減の4125億1000萬元(約9兆789億円)でした。これについて、商務部外資司の責任者は、「1~5月に中國で新たに設立された外商投資企業は2萬1764社で、前年同期比17.4%増となり、新設企業が比較的速い速度で増加する昨年來の傾向が続いている。実行ベースの外資利用額規模は依然として歴史的な高水準にあり、金額がやや減少したのは主に昨年の數字が多かった影響によるものだ」と説明しました。また、國家統計局のデータによると、今年1~4月の外資の規模以上工業企業の利益総額は16.7%増で、全國平均(4.3%)を上回り、経営狀況は改善を続けています。
今年に入り、商務部は関連部門と共同でさまざまな措置を講じ、外資誘致を強化しています。參入緩和の面では、付加価値通信サービスなどの分野での開放試行事業の拡大を推進し、中英2カ國語の『外國人ビジネスパーソン業務?生活ガイドライン』を作成?公布しました。一連の政策措置により、中國の投資環境はさらに整備されることになります。
在中國米國商工會議所、在中國歐州連合(EU)商工會議所、中國日本商會などが発表した最新の調査によると、中國での継続的な事業を計畫している米系、歐州系、日系企業の割合はいずれも4分の3を超えました。(SUI、坂下)
「中國國際放送局日本語版」2024年6月23日