乗用車市場情報連席會がこのほど発表したデータによると、7月の中國の新エネ乗用車市場小売臺數(shù)は前年同月比36.9％増の87萬8000臺で、浸透率は同15ポイント増の51.1％だった。小売浸透率が月間で初めて50％を上回った。多くの業(yè)界関係者は、新エネ車の小売販売臺數(shù)が初めてガソリン車を超えたことは、自動車業(yè)界が新たな発展段階に入ることを意味すると見ている。

乗用車市場情報連席會の崔東樹秘書長によると、新エネ車浸透率とは乗用車全體の販売臺數(shù)に占める新エネ車の割合を指す。浸透率の上昇は、新エネ車がより多くの消費(fèi)者から認(rèn)められたことを意味する。

崔氏の分析によると、初の50％超えは主に、中國の日増しに改善される自動車製造體系によるものだ。特に中國メーカーはPHEV技術(shù)を発展させ、PHEVとレンジエクステンダーの技術(shù)のブレイクスルーを?qū)g現(xiàn)した。世界のPHEV市場における中國のシェアは78％。また國家発展改革委員會と財政部は7月に「大規(guī)模設(shè)備更新と消費(fèi)財の買い替えへの支援強(qiáng)化に関する若干の措置」を通達(dá)し、EVやPHEVなどの新エネ車への補(bǔ)助をガソリン車以上にし、新エネ車の発展をさらに促した。

データによると、7月22日までの年內(nèi)に新たに94モデルの乗用車が発表された。うち新エネ車は71モデル、ガソリン車は21モデルで、前者が75.53％を占めた。

中國電動汽車百人會の張永偉副理事長兼秘書長は、「自動車メーカーは十分な競爭と進(jìn)化の加速という常態(tài)に早急に適応しなければ受け身になる。企業(yè)は內(nèi)包的発展と社會融資拡大式発展を融合させた道を歩むべきだ。企業(yè)間で協(xié)力を強(qiáng)化し、相互補(bǔ)完し、良好な循環(huán)を形成する。また自動車メーカーの海外進(jìn)出を奨勵し、海外での投資と生産を強(qiáng)化し、グローバル化を通じ自動車製造能力を効果的に利用するべきだ」と分析した。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2024年8月13日