今年の民間航空の「暑運」(夏休みの帰省?旅行に伴う特別輸送體制)は力強い発展の流れを示し、旅客輸送規模が拡大し、貨物輸送が活況を呈した。輸送力の供給の最適化や心のこもったサービスの提供により、民間航空の暑運は需給共に旺盛で、中國の文化観光及び消費などの多元的な経済の活力を反映した。
民間航空全業界の7月の総輸送量は前年同月比19.9%増、19年同月比20.3%増の136億3000萬トンキロだった。8月20日までの民間航空の暑運の旅客輸送量は累計1億1700萬人、1日平均228萬6000人で、前年同月比11%増となった。
8月12日までの年內に北京大興空港を出入りした旅客數は3008萬9800人で、前年同期比31.85%増となった。情報によると、今年の暑運は旅客の移動の需要が旺盛で、大興空港は昨年より60日早めに3000萬人を突破した。うち8月10日のフライト數は1083便で、旅客數は約18萬人と、いずれも1日としては開港後の最多記録となった。
蘭州中川空港の旅客數は昨年より15日早めに1000萬人を突破した。杭州蕭山空港は1日の旅客數の記録更新を続け、深セン寶安空港の暑運初月の旅客數が前年同期比で13%増加した。民間航空の輸送規模は7月、月間最高記録を樹立した。8月以降は1日當たりの旅客輸送量が230萬人以上で推移し、10日には過去最多の245萬1400人にのぼった。
中國民用航空局発展計畫司の張清司長は、「暑運以降、輸送力の供給が持続的に最適化された。8月20日までの民間航空のフライト數は95萬3000便で、1日平均で1萬8600便にのぼり、前年同期比7.9%増となった。旅客の移動の需要をしっかり満たした」と説明した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年8月28日