サウジ國営通信(Saudi Press Agency)の1日の報道によると、Bandar Alkhorayefサウジアラビア産業?鉱物資源大臣が率いるサウジ産業?鉱物代表団が1日から8日にかけて中國とシンガポールを訪問する。香港紙「南華早報」によると、代表団は両國間の技術協力の実現を目指す。
サウジメディアによると、今回の訪問は二國間関係の強化を目的とするものだ。中國の質の高い投資をサウジに導入し、工業分野の相互投資のチャンスを模索することで、サウジの「2030ビジョン」の目標(経済の多様化を実現し、世界をリードする工業強國になる)達成を後押しする。サウジ代表団は訪問中、広州や香港など、中國の先進的な産業の所在地を視察する予定だ。
代表団は広州で、多くのテック企業と會談する。「南華早報」によると、これには主要ECメーカーの広汽集団、リチウム電池メーカーの容匯鋰業、通信機器大手のファーウェイとの會談が含まれる。香港では、特別行政區長官及び技術?産業発展責任者と會談する予定。
工業?情報化部情報通信経済専門家委員會の盤和林委員は2日、「環球時報」に対して、「中國とサウジは新エネ産業で互いに必要としている。協力は雙方にとって有利だ。サウジは工業の基礎が比較的弱い。工業の投資により自國の経済構造を改善し、エネルギーの多元化を実現し、経済のリスク対応力を高めようとしている。中國にとって、現在の自動車製造新勢力の中には黒字化を実現していない企業が數社あり、資本投入により新エネ技術の科學技術イノベーションを模索する必要がある」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年9月3日