新中國成立から75年間、黨中央は人民の生活を高く重視し、國民の生活と福祉を増進してきた。生活の質は世界の注目を集めるほど大きく変化し、満足感、幸福感、安心感は大幅に向上した。
就業は民生の基本である。75年間、黨中央は就業作業を経済?社會発展の重要な取り組みとし、就業者數を大幅に増やし、就業構造を合理化し、質を著実に向上させた。全國の就業者數は1949年の1億8082萬人から2023年には7億4041萬人に増加した。また、1949年の中國の平均可処分所得はわずか49.7元だったが、2023年には3萬9218元に達し、物価変動要因を除くと実質成長率は76.8倍になり、人民の生活レベルは「衣食が足りない」狀態から全面的にゆとりのある狀態へと改善された。
社會保障は、人民が最も関心を寄せる直接的、現実的な利益問題に関わる。新中國成立以降、中國の社會保障制度は「無」から「有」へと著実に整備され、カバー範囲は都市部企業の従業員から農村部の住民へと徐々に拡大し、全民カバーという目標は実現に向かっている。中國共産黨第18回全國代表大會(十八大)以降は、中國が社會保障改革に最も取り組み、発展が速く、カバー範囲が最も広い時期である。中國は多層的、多柱的な介護保険體制をほぼ形成し、失業保険、労働災害保険制度を整備してきた。今年9月の時點で、全國の基本介護保険の加入者數は10億7400萬人、失業保険は2億4500萬人、労災保険は3億100萬人に達した。
全民カバー、全民享受という目標の達成に向け、中國は全民保険加入計畫を推し進め、都市部と農村部を統一的に計畫し、多くの人を補償範囲に組み入れ、社會保障の公平性を高めている。2023年の全國の企業退職者が受領する月平均基本年金は2012年の倍になり、失業保険金は2012年の707元から2023年には1814元に増加、労災保険?障害手當金は1864元から4000元に増加した。
今年は社會保障カード発行25周年にあたる。1999年、中國で最初の社會保障カードが上海で発行された。現在の保有者數は13億8000萬人を超え、電子版社會保障カードの保有者數は10億人を突破した。この小さな社會保障カードは都市部?農村部の5級社會保障事務局の管理サービスネットワークにつながり、就業と人的資源サービス、社會保障サービス、診察と薬の購入、交通、文化體験などの日常を最大限に便利にしている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年9月30日