衛(wèi)生部疾病控制司の斉小秋司長(zhǎng)は13日、中國(guó)のエイズの発病患者と死亡者は著しい増加傾向にあることを指摘した。専門家は、治療が必要なエイズ患者は現(xiàn)在全國(guó)で8萬(wàn)?10萬(wàn)人、今後5年間で20萬(wàn)に達(dá)すると予測(cè)する。中國(guó)疾病予防控制センターの専門家によると、エイズ患者は大部分が農(nóng)村部に集中しており、患者の80%以上が経済的な理由から治療を受けることができない。さらに、醫(yī)療保健機(jī)関が提供する抗ウイルス治療サービスを受けることが可能な患者は、毎年數(shù)千人程度と患者全體數(shù)からすると微々たるもの。
斉司長(zhǎng)によると、政府は現(xiàn)在、できるだけ多くのエイズ患者が治療を受けられるよう、予算の拡大、治療薬の國(guó)産化、醫(yī)療人員の研修などの措置を講じている。2003年からは、中央財(cái)政から毎年2200萬(wàn)元の予算を患者の多い地域でのエイズ治療対策に當(dāng)て、一部の貧困地區(qū)では無(wú)料で治療を行う方針。
一部の輸入治療薬が減稅?免稅されるようになってから治療薬は安くなったが、毎月の治療費(fèi)には2千?3千元が必要で、依然として多くの患者にとっては経済的に無(wú)理がある。エイズ治療薬が國(guó)産化されれば、治療費(fèi)は現(xiàn)在の1割程度にまで下がることが期待される。斉司長(zhǎng)によると、すでに4種類の治療薬で國(guó)産化が成功しており、今年は2萬(wàn)5千?3萬(wàn)人分が生産される見(jiàn)込み。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2003年1月14日