魚(yú)は誰(shuí)でもよく食べる水産食品であり、ほとんどの宴會(huì)では必ず魚(yú)の料理が出る。魚(yú)は味がすばらしいだけでなく、栄養(yǎng)価もきわめて高い。蛋白質(zhì)の含有量はブタ肉の2倍であり、しかも良質(zhì)の蛋白質(zhì)であり、人體の吸収率も高い。魚(yú)の中には豊富なビタミンB1、ビタミンB2、ニコチン酸、ビタミンDなどと一定量のカルシウム、リン、鉄などの鉱物質(zhì)が含まれている。魚(yú)の身は脂肪の含有量が低いが、その中の脂肪酸は糖分を下げ、心臓を保護(hù)し、ガン予防の作用があることが実証されている。魚(yú)の身の中のビタミンD、カルシウム、リンは骨がかさかさになることを有効に防ぐことができる。醫(yī)學(xué)では、魚(yú)の食用と醫(yī)用の価値が高いと考えられているが、魚(yú)を食べるには癥狀に応じることを重んじなければならず、癥狀に応じて「魚(yú)」を召し上がってこそはじめて醫(yī)療の作用がはっきりと現(xiàn)れてくるのである。
スッポンは中國(guó)では鱉、元魚(yú)とも言われる。味は甘、性は平で、全身が薬になる。肉を除けば、スッポンは陰を滋養(yǎng)し、陽(yáng)を補(bǔ)し、鬱血をなくし病気を治す。スッポンのエキスは血を補(bǔ)し、熱を下げ、鬱血をなくす作用がある。スッポンの血は陰を滋養(yǎng)し、熱を下げ、肺結(jié)核の患者に適している。スッポンの頭は灰にして赤ちゃんのいろいろな病気および脫腸などを治療することができる。
フナは中國(guó)では鮒魚(yú)とも言われ、味は甘、性は溫である。水を利し腫れをなくし、気を益し脾臓を丈夫にし、脈を疎通させ乳を増やし、熱を下げ解毒するなどの効があり、むくみ、腹水、産婦の乳が少ないこと、胃下垂、脫肛などを主に治療する。
アオウオは気を補(bǔ)って胃を養(yǎng)い、濕気を治して水を利し、かぜを治し、イライラを解く効能がある。食用なら気の虛、無(wú)力感、胃の寒と痛み、腳気、痛みやしびれ、マラリア、頭痛などを治療することもできる。アオウオは亜鉛、セレン、鉄などの微量元素を含み、ガン予防?制ガンの効もある。
ライギョは鬱血を取り除き、新しい血のめぐりをつくり出し、熱を下げてかぜを治し、脾臓を補(bǔ)い、水を利する効がある。肝臓?腎臓を補(bǔ)い、むくみ、腳気、ひぜんなどを治療することができる。女性の貧血癥、體が弱く、月経不順に悩むことがなくなり、患者の術(shù)後の回復(fù)に特に役に立つ。
コイは味は甘、性は溫であり、利尿、腫れをなくし、気を益し、脾臓を丈夫にし、脈を疎通させ乳を増やす効がある。むくみ、乳がでないなどの癥狀を主に治療する。
ソウギョは鯇魚(yú)とも言われ、味は甘、性は溫で、肝臓を平にしかぜを治し、しびれを治し、マラリアを治す効がある。古代の人びとは、ソウギョは身が厚くて緩であり、虛弱?疲労、かぜ、頭痛を治し、その頭部を蒸して食べるのがよい。
ドジョウは味は甘、性は平で、腹部を暖かくし、気を益し、利尿、解毒、痔を治す効がある。ドジョウの身は柔らかく、栄養(yǎng)価が高く、そのよだれは抗菌?消炎の効がある。濕気、発熱、黃疸、尿水が出にくい、病後の寢汗などを治療することができる。
タチウオは五臓を補(bǔ)い、かぜを治し、蟲(chóng)を殺すことができ、脾臓?胃の虛弱、消化不良、皮膚が乾燥するものとりわけ適している。遷延性肝炎、慢性肝炎の補(bǔ)助療法としてもよい。タチウオをよく食べるならば筋肉と皮膚を潤(rùn)し、皮膚の濕り気と弾力性を保つことができる。
「チャイナネット」2003年3月19日