中國疾患予防コントロールセンターはこのほど、「謎の急性肺炎」とされる重癥急性呼吸器癥候群(SARS)の流行を防ぐため、各醫(yī)療機(jī)関用「SARS予防?治療技術(shù)方案」を作成した。
同センターによると、SARSは中國の一部地域で発生し、空気中の飛まつなどから感染する呼吸器感染癥だが、原因はまだ特定されていない。肺炎に似た癥狀を引き起こし、家庭や病院などに感染源が集中している。
同方案の內(nèi)容は次の通り。
(1)SARS臨床診斷に関する基準(zhǔn)(試案)
(2)SARSや類似癥狀の治療方法、退院を判斷する際の參考基準(zhǔn)(試案)
(3)病院の消毒?隔離作業(yè)に関する手引き(試案)
(4)SARS発病例の伝染病學(xué)的調(diào)査に関する要綱
(5)SARS発病例の実験?検査用サンプルの採取技術(shù)に関する手引き(試案)
(6)患者の居住地、公共施設(shè)の消毒方法(試案)
(7)被汚染物に対する通常の消毒方法(試案)
(8)住宅地での総合予防措置と患者の住宅、共同施設(shè)の消毒方法(試案)
また、同方案では次の點を強(qiáng)調(diào)している。
(1)科學(xué)知識普及のためのPR活動を行い、SARSの特徴?予防法を理解させることで、早期段階での発見、報告、隔離を目指し、人々が不要な診察、投薬を求めないようにする。
(2)発病が確認(rèn)された家庭に対して検査を義務(wù)付け、現(xiàn)地の疾患コントロールセンターにより消毒を行う。
(3)特別な理由がない限り、SARS患者、またはSARSの疑いがある患者は指定病院へ移送される。
(4)指定病院は感染科、呼吸科、ICUによりSARS対応チームを編成し、専門病棟の運営を行う。
「人民網(wǎng)日本語版」2003年4月1日