全國重癥急性呼吸器癥候群(SARS)予防治療指揮部の農村チーム責任者を務める劉堅?農業部副部長は15日午前、國務院新聞弁公室の記者會見に出席し、農村部でのSARS対策について説明した。
劉副部長は「一部地域で少數の患者が発生しているのを除き、全體的に言って、中國の農村部ではSARSの広範囲への蔓延は見られない」としながらも「農村への拡散ルートに潛在する患者は依然として存在しており、われわれはこれを非常に重視している」と強調した。
また劉副部長は、農村部の患者は、衛生部のデータによると15省?區の合計85県で発生していると説明。4月26日から5月12日にかけて行った調査では、農民の患者數は患者総數の6%前後にあたる155人だったことを明らかにした。
「人民網日本語版」2003年5月15日