同性愛の閉鎖的な狀況を変えるため、安徽省はこのほど同性愛者を対象とした健康諮問ホットライン「同心熱線」を開設した。
安徽省合肥市疾病予防抑制センターと安徽醫科大學公共衛生學院の協力で開設された同ホットラインは、同性愛者に性病やエイズの予防?治療知識を普及させ、同性愛者の間で健康促進活動を展開し、同性愛者に精神的サポートを提供することが目的。
合肥市疾病予防抑制センターの朱義彬副主任によると、現在8人のボランティアが同センターの専門家の指導の下で、ホットラインのオペレーターを務めている。これらのボランティアは、厳格な審査と専門トレーニングを受けており、學歴は比較的高い人ばかりで、うち1人は博士の學位を取得しているという。
朱副主任は、「同性愛者は、病気予防の知識を身につけることで、自己防御策を強化することが必要だ。なぜなら、エイズなど多くの病気は、予防できる病気だからだ。このホットラインは、こうした面で同性愛者をサポートすることを目指すものだ」と話す。
「人民網日本語版」2005年8月28日