龍井茶(ろんじんちゃ)
不発酵の"緑茶"は、中國(guó)では生産量が一番多いお茶である。
製造工程のすべてを、釜の中で行い、釜に押されるため、茶葉がへん平になっているのが特徴。コクがあり、すがすがしい香りが人気を集めている。
ビタミンCが豊富なので〔美肌効果〕がある。
葉茶のジャンピングをグラスで鑑賞すれば、心もリラックスできるかも。
グラスは耐熱性のものを使用し、あらかじめ溫め、85度ぐらいの湯を注ぎ、約3gの茶葉を靜かに入れ、ふたをする。グラスの中で茶葉が上下し、沈んだころが飲みごろになっている。
黃山毛峰(こうざんもうほう)
茶摘み後いきなり摂氏130度ないし150度の高溫で発酵を止め、苦みと渋み成分を抑え、釜から出してもみ、輻射熱であぶるように乾燥させた、特別な製法で作られた緑茶である。少し薫製特有の香りがあるが、クセのないソフトな口あたりが人気のお茶である。
葉の形は細(xì)く、小さく、チリッと曲がった姿がかわいらしいお茶は、きゅうすやポットで入れるより、やや大きめの湯飲みで茶葉を浮かせて飲むのがベスト。湯飲みに直接茶葉を大さじ1杯ほど入れ熱湯を注ぎ、黃金の色になったら飲みごろである。
プーアル茶
中國(guó)茶のジャンルでは"黒茶"と呼ばれ、乾燥させる前の緑茶を加熱加濕し、麹菌をプラスして、発酵させたお茶である。
中國(guó)茶のなかでも、體內(nèi)の脂肪を分解する効果がある「ダイエットティー」として知られるほか、お茶のビタミンAの働きが〔かすみ目の防止〕、カルシウムが〔精神安定〕に役立つ。
獨(dú)自の発酵方法で作られるために、ややカビ臭さを感じるお茶。
年代の古いものほど、珍重され、50年以上のものはオークションで取引されることもある。
ダイエットティーとして飲むなら、水600ccに、茶葉大さじ3杯ほどを入れ、やかんで10分から15分煎じるほうが効果あり。
空腹時(shí)には避けた方が無(wú)難。
「CRI」より 2005年11月7日