炎天下の夏は果物が豊富にとれる黃金の季節(jié)だ。7月に入って、どんな果物を食べるのがもっとも良いか、中國(guó)栄養(yǎng)免疫學(xué)の専門(mén)家に聞くと、どの果物も栄養(yǎng)価値や薬用効果はそれぞれ異なっており、目的を考えて食べることで、身體の栄養(yǎng)となるとのこと。
▽スイカ:
スイカは夏の暑気払いに最もいいが、糖尿病患者や胃の張りやすい人は食べてはいけない。スイカや糖分を多く含む果物は、腸內(nèi)で消化されるのであって胃では消化されない。このことから、唾液と胃で消化をする何らかの食品とスイカを一緒に食べると、スイカは胃の中で非常に早く分解され、その後発酵しガスを発生するので、胃が膨らんだ感じになり、気持ちが悪くなる。このようなことから、スイカは他の食品とは別々に、空腹時(shí)に、あるいは他の食品を食べてから2時(shí)間後に食べるなどの注意が必要。
▽バナナ:
バナナは胃腸での消化が非常に遅く、膽嚢(たんのう)にも良くないので、冷え性體質(zhì)や胃弱の人が食べるのはよくない。
▽りんご:
りんごは香りよく甘さも控えめだが、果糖や酒石酸がかなり多く、歯に対してかなり強(qiáng)い腐食作用があるので、食べた後はすぐに口をすすぎ、歯を磨くのが良い。
▽パイナップル:
パイナップルは腎炎水腫、高血圧、気管支炎の治療に効果がある一方で、一部の人には食べた後、アレルギーを引き起こすことがある。食後15分ないし1時(shí)間前後で腹痛、むかつき、嘔吐、下痢などが現(xiàn)れる。同時(shí)にアレルギー癥狀がでて、頭痛、めまい、四肢および舌が麻痺する。ひどくなると、突然の昏倒や、ひどいときにはショック癥狀などが出る。このことから、パイナップルアレルギーの発癥歴のある人は食べてはいけない。
▽ライチ:
ライチは脳の活性化を促す。しかしたくさん食べると、のぼせを引き起こし、體內(nèi)の糖代謝の混亂をきたす。軽癥の場(chǎng)合は、吐き気、汗、のどが渇く、だるいなどの癥狀が、重癥の場(chǎng)合は、めまい、意識(shí)不明などの癥狀が起こる。特に子どもは大量に食べてはいけない。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2007年7月11日