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超大型救急車 北京で稼動
発信時間: 2008-03-28 | チャイナネット

北京五輪などの大型のイベントで発生する伝染病、食中毒などの突発事故?事件に対し速やかな処置ができるよう、北京市で初の、大型の醫療物資供給車がこのほど正式に稼動された。世界でも初となる、この「ビッグ救急車」は、體積が普通の救急車の3倍あり、100人分の救急醫療物資を積載できるだけでなく、車上での手術を行うことも可能だ。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。

稼動した新型救急車。昇降臺でストレッチャーを車內に搬入するところ

 

裝備する醫療物資は100人分

ビッグ救急車の設計者である、120救急センター車管科の王鉄民科長によると、このビック救急車は、全長9.2m、幅2.4m、高さ約4mで、主に、伝染病、食中毒などの突発事故?事件の醫療現場の救援に際し、醫療物資の補充、救急手術などを行っていく。

車內には、広げれば底面が40㎡になるドームテント3張の外、擔架10臺、エアマット20個、救急箱6個、各種機器や醫薬品を含む醫療物資が100人分裝備されている。

120救急センター救急科の何永年醫師によると、このセンターは、頑強な身體を持つ、23歳前後の醫師を10人選び、このビッグ救急車に同乗させることにしている。

その10人の醫師に対する訓練は主に、200kgの重さのドームテントを素早く車內から出し、空気を注入して広げ、折り畳みの簡易ベッドやテーブル?椅子などを広げ、ドームテントの中に並べることだ。それらの一連の作業は10分以內に行わなければならない。

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