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端午の詩(shī) |
発信時(shí)間: 2008-06-04 | チャイナネット |
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端午を詠じた詩(shī)の中で、まず推したいのは屈原を偲んだ作品で、たとえば唐の詩(shī)人文秀の『端午』の詩(shī)がある。 節(jié)分端午自誰(shuí)言 節(jié)分端午誰(shuí)が言える 萬(wàn)古伝聞為屈原 萬(wàn)古より伝聞す屈原の為と 堪笑楚江空渺々 堪笑す楚江の空渺々たるを 不能洗得直臣冤 直臣の冤を洗ぐを得ず (大意――五月五日を端午の節(jié)句と誰(shuí)がきめたのだろうか? 昔から屈原を記念するためと言い伝えているが、あのとうとうと流れる汨羅の水でも、忠臣屈原の濡れぎぬを洗い清められないなんて、おかしいではないか) とうとうと流れる楚江の水でも、忠臣屈原の蒙ったぬれぎぬは洗い去ることができない。偉大な愛國(guó)詩(shī)人に対する限りない同情が、行間ににじみ出ている。竜船競(jìng)漕の風(fēng)俗ものちになって屈原の屍體を捜すことに結(jié)びつくようになった。竜船競(jìng)漕を描いた詩(shī)の中で、いちばん古く、また、いちばんすぐれた作品は、唐の張建封の『競(jìng)渡歌』といえよう。彼はまず競(jìng)漕の熱烈な情景をこう描寫している。 五月五日天晴明 五月五日天は晴明なり 楊花繞紅啼暁鶯 楊花は紅いを繞り暁鶯は啼く 使君未出郡斎外 使君未だ郡斎の外に出でぬうちに 江上早聞斉和聲 江上早くも聞ゆ斉和の聲 (大意――五月五日、空は晴れ上がっている。柳絮は赤い花をぬって飛びかい、鶯が啼いている。君がまだ役所の門から出ないうちに、江上から早くも騒がしい聲が聞こえてくる)
「チャイナネット」2008年6月4日 |
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