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敦煌莫高窟の古塔 彩色畫を復元
発信時間: 2008-10-01 | チャイナネット

文化財遺跡保護に関する國際學術會議が22日から24にかけて甘粛省敦煌市で開催され、千年の歴史がある敦煌莫高窟の成城灣花塔を補強し、塔の上の彩色畫を復元することが明らかになった。

成城灣花塔は、莫高窟の前を流れる川の上流1.5キロの場所にある。塔の上には、7重の蓮の花びらから出來たつぼみが作られていることから「花塔」と呼ばれている。この塔は約1000年前に建立され、宋代(960~1279年)の建築様式である土で作られた塔だ。

敦煌研究院保護所の孫毅副研究員は、「千年にわたる雨風で、塔の基礎や軒、石灰層、花びらは深刻な被害を受け、塔自體もも人為的に破壊されている。花ビラの上に彩色畫を発見したのは補修作業中」と「花塔」の狀態を説明する。

補修作業の後は、「花塔」に描かれている彩色畫にそって一部を復元し、修復後の「花塔」は、東から眺めれば元の時代の様子を知ることができ、西から見れば長い年月を経た狀態を感じることができるようになる。塔の上の彩色畫は、莫高窟前の屋外の壁畫や窟の軒の彩色畫とあいまって、莫高窟の獨特な景観になるだろう。

「チャイナネット」2008年10月1日

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