中國留學生博物館の李克欣?館長はこのほど記者の取材を受け、海外留學が開放された30年前から現(xiàn)在までに、中國人留學生の総數(shù)は136萬人に達したことを明らかにした。そのうち37萬人は學業(yè)を終えて帰國し、中華民族の富強と世界進出を促す人材となっている。

　李館長によると、中國は1978年、留學生の海外派遣の歩みを速める計畫を打ち出した。同年12月26日、最初の52人の留學生が中國と米國の國交樹立を目前に米國に赴いた。この留學生派遣によって、改革開放初期の中國は世界への大きな一歩を踏み出した。1847年から1978年までの130年間に14萬人に過ぎなかった中國の留學生は、改革開放後に飛躍的に増加し、規(guī)模と成果の両方で大きな前進を果たした。中國人留學生は現(xiàn)在、世界の109カ國?地域に分布している。

　李館長によると、海外への留學と卒業(yè)後の帰國を奨勵する國家の政策は留學生に対して大きな影響を與えている。帰國留學生はここ數(shù)年、年間13％のスピードで増加しており、國家建設の重要なパワーの一つとなりつつある。教育部直屬大學の校長の約80％、両院（中國科學院、中國工學院）の院士の81％、「長江學者」に選出された研究者の95％、「國家863計畫」の首席科學者の約80％が海外留學の経験を持っている。また帰國して起業(yè)する留學生も増加している。上海では、帰國留學生が創(chuàng)業(yè)した企業(yè)は3800社に達し、総投資額は5億元近くに達している。

　「人民網(wǎng)日本語版」2009年1月4日