? 重慶市銅梁県でこのほど行われた文化財(cái)の全面調(diào)査で重大な発見があった。同県で4年前に出土した仏像が、専門家の調(diào)査により、國內(nèi)で最も古い観音像だったことが明らかになった。この像は高さ約1メートル、男性の姿をしており、やさしそうな顔立ちをしている。顔は丸く、髪を巻いて髷を結(jié)い、耳たぶは長く垂れている。袈裟を著て、右手には葉の形をした扇子を持ち、左手は下ろしている。須彌座の左側(cè)の部分には浮き彫りで、長さ20センチの動(dòng)物の姿が確認(rèn)できる。

　この像が見つかった侶俸寺の石碑の記載によると、寺は今から約1500年前、南北朝時(shí)代に建てられたものだという。同県の資料の記載によると、寺の完成後、正殿には観音菩薩を、天王殿には霊官菩薩を祭ったとされている。このため、正殿の前から出土したこの像が観音菩薩像と初歩的に認(rèn)定された。（編集SN）

　「人民網(wǎng)日本語版」 2009年2月18日