19日、エジプト北部アレクサンドリア近郊の「タポシリス?マグナ神殿」付近のある墓穴。

  エジプト考古最高評議會は15日に聲明を出し、考古學(xué)者が同國北部アレクサンドリア近郊の神殿を発掘調(diào)査中に、プトレマイオス朝最後の女王とされたクレオパトラとその戀人?アントニウスの墓を発見した可能性があると述べた。

　この聲明によると、考古學(xué)者が昨年アレクサンドリア近郊の「タポシリス?マグナ神殿」を発掘中に、古代エジプトの女王クレオパトラの彫像の頭部や、肖像が描かれたコイン20枚以上と、クレオパトラの戀人のアントニウスの面が見つかった。これは2人がこの場所に共に埋葬された可能性があることを語っている。

　聲明ではまた、考古學(xué)者が遺跡內(nèi)で他にもギリシャ?ローマ時代の墓を27カ所発見して10體のミイラを発掘し、その中には金めっきされたものもあることから、これらの墓が古代貴族の墓地で、王家のメンバーがここに埋葬されている可能性が極めて大きいと述べている。（編集YH）

　「人民網(wǎng)日本語版」2009年4月20日