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中國初、ランフラットタイヤの生産ラインが完成
発信時間: 2009-09-16 | チャイナネット

 「第11次五カ年計畫(06-10年)」に盛り込まれた國の科學技術の支柱となる計畫「高速安全交通付屬ゴムタイヤと製品の核心技術開発」プロジェクトは、07年のプロジェクト立ち上げ以降、総目標に向け新しい成果を次々と生み出してきた。そして、このほど高速走行用ラジアルタイヤを年間20萬本生産する技術開発で重大な進展を遂げた。大量の研究開発を土臺に、中國初のランフラットタイヤ(RFT)の生産ラインが広東省従化市に完成したのだ。科技部の公式サイトが16日伝えた。

 同工場では現在、「195//55RF16」と「205/45RF17」の2規格の高性能ラジアルタイヤが製造され、製品の性能検査も予定指標をクリアした。性能検査では、パンクしたタイヤが時速80キロで1時間以上走行し安全に目的地に到著できるかが確認される。製品はEU認証である「ECE-R30」にも合格、空気圧ゼロ実験でECE基準を大きく上回り、ヨーロッパでの販売資格書を取得するとともに、タイヤ1000本の初発注を受けた。高速道路事業の発展に伴い、ランフラットタイヤの需要は年々高まり、販売數は5年以內に國內外で20萬本にのぼる見込み。

 このタイヤを製造する企業は世界でもごくわずかで、業界全體の通年の販売數は約200萬本にのぼる。中國では、ランフラットタイヤの生産ラインが完成したことで、ラジアルタイヤの空白が埋まった。これは中國獨自の革新的かつ重大な科學技術の成果であり、中國のラジアルタイヤのレベルが高まったことを意味する。(編集KA)

  ?人民網日本語版?2009年9月16日

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