2030年までに黃河の航路を海まで貫通させ、現(xiàn)代化された水上輸送の新航路を構(gòu)築する。このほど「第1回黃河水上輸送発展フォーラム」が蘭州で開かれ、「黃河水系水上輸送計畫に関する報告」について討論が行われた。「人民日報海外版」が22日伝えた。

　千年続く古代航路の基礎(chǔ)のほかに、黃河ではいまだ系統(tǒng)的かつ全面的な航路の開発が行われたことがない。新中國成立以降、多くの水利中樞工事が黃河を橫斷して進(jìn)められたが、當(dāng)時の工事は水上輸送の問題まで考慮されていなかった。黃河の航路は今、日増しに衰退している。區(qū)間航路の距離は現(xiàn)在、のべ1900キロメートル余りで、主流河川の40％にも満たない。

　総長2325キロメートルにわたる黃河が流れる甘粛省?寧夏回族自治區(qū)?內(nèi)蒙古自治區(qū)の３區(qū)間は基本的に航行條件が備わっている。この地域で黃河は銀川平原と內(nèi)蒙古平原を流れ、広い面積の砂洲の緩衝により水流がゆるやかで、とりわけ穏やかだ。

　このことに基づき「黃河水系水上輸送計畫に関する報告」では、一區(qū)間ごとに投資と建設(shè)を進(jìn)め、徐々に全航路を開通していく方針を盛り込んだ。この航路建設(shè)戦略は流れに従い、上流の河套地區(qū)から中流の河南省?陝西省?山西省に至り、そして最終的に水源の青海省と河口の山東省にまで伸ばしていく。點から線へ、重點となる?yún)^(qū)間を１カ所ごと開通し、最終的に黃河の全航路を貫通させる考えだ。(編集KA)

　?人民網(wǎng)日本語版?2009年9月24日