このほど米國(guó)で行われた第13回イオン源國(guó)際會(huì)議において、中國(guó)科學(xué)院近代物理研究所の趙紅衛(wèi)?副所長(zhǎng)ら科學(xué)者4人が、超伝導(dǎo)ECR（電子サイクロトロン共鳴型）イオン源の分野で傑出した功績(jī)を上げ、大きな貢獻(xiàn)を果たしたことを評(píng)価され、イオン源分野の最高賞である「Brightness Award」を受賞した。

　「Brightness Award」はイオン源分野の専門(mén)家によって選ばれるもので、主にイオン源物理?技術(shù)分野ですでに証明され、かつ幅広く認(rèn)可された、傑出した功績(jī)に與えられる。賞が與えられるのは、1度につき1つの功績(jī)のみとなっている。「科學(xué)時(shí)報(bào)」が23日に伝えた。

　近代物理研究所が開(kāi)発した超伝導(dǎo)ECRイオン源は、現(xiàn)在世界で最も性能の良い高エネルギーECRイオン源の一つだ。すでに、海外の有名な実験室の多くが、同研究所と提攜して超伝導(dǎo)ECRイオン源をコピーもしくは購(gòu)入したいと表明している。

　近代物理研究所が開(kāi)発した超伝導(dǎo)ECRイオン源は蘭州重イオン加速器において、07年から現(xiàn)在までに2千時(shí)間以上使用されている。長(zhǎng)期的に使用されている第3世代高エネルギーECRイオン源としては現(xiàn)在世界で唯一のもので、これにより、蘭州重イオン加速器の全體的な性能が大幅に向上し、重イオン核物理と原子物理の研究に、これまでになかった良好な実験條件が提供された。（編集SN）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」 2009年10月23日