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中國內陸部 AP1000型原発の大量建設に向け、技術的條件整う
発信時間: 2010-02-10 | チャイナネット

8日に行われた上海核工程研究設計院の創立40周年大會で明らかになったところによると、第3世代原子爐である「AP1000型爐」技術を採用した、內陸部第1陣となる原子力発電所の基本設計と安全分析報告が、すでに完了したという。このことは、中國が內陸部で「AP1000型爐」を大量建設する技術的條件が整ったことを意味する。新華網が9日に伝えた。

原子力発電は安全でクリーンなエネルギーだ。現在、中國の原子力発電は発展を加速していく新段階に突入しており、第3世代原子爐を発展させていくことは、世界的な次世代原発の発展方向とも符合する。

現在中國で運行している11基の原子力発電ユニットは、國産のユニット3基、ロシアから導入した2基、フランスから導入した4基、そしてカナダから導入した2基の加圧重水爐を含め、加圧水型爐がメインだ。これらのユニットの技術は第2世代もしくは第2世代改良技術に屬する。

中國は07年、現在世界で最も安全性が高く、最も進んだ技術とされる、米國ウェスチングハウス社が開発した第3世代加圧水型爐の「AP1000型爐」を導入した。

この技術を消化?吸収し、更なるイノベーションをはかり、原子力発電の自主化プロセスを推し進める上で、中國は「3段階」の戦略を制定している。

第一段階は、「外國側がメインとなり、中國が全面的に參加」する形で、沿海部で「AP1000型爐」の標準設計を行い、浙江省三門と山東省海陽に、4基の原子力発電自主化委託プロジェクトを完成させる。

第二段階は、「中國がメインとなり、外國側がサポート」する形で、內陸部に「AP1000型爐」の標準設計を行い、內陸部で「AP1000型爐」を採用した原子力発電所を完成させる。

第三段階は、「全面的な自主イノベーション」。自主的な知識所有権を持つ「CAP1400型爐」の標準設計を行い、「CAP1400型爐重大特別プロジェクト」のモデルプロジェクトを完成させ、大量建設を行う。

 

「人民網日本語版」2010年2月10日

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