第28回國際天文學連合(IAU)総會が來年8月20日-31日にかけ、北京で開催される。IAU総會が中國で開催されるのは初めてで、天文學者約3000人が參加する予定。北京晨報が7日に伝えた。
中國科學院のセン文竜副院長は、「中國は現在、貴州省のカルスト地形の天然のくぼみを利用し、口徑500メートルの球面電波望遠鏡を建設中であり、2016年9月に完成する予定だ。同望遠鏡が完成すれば、世界最大規模の単口徑電波望遠鏡となる」と述べた。
中國科學院紫金山天文臺の楊戟常務副臺長は、「國家発展改革委員會は現在、南極での天文臺建設プロジェクトを立ち上げており、將來的には南極に口徑5メートルのテラヘルツ望遠鏡1臺と口徑2.5メートルの光學赤外線望遠鏡1臺が増設される見込みだ。これらの望遠鏡は、暗黒エネルギー、暗黒物質、地球外銀河系などの観測に用いられる」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年8月8日