河北省邯鄲市臨ショウ県でこのほど行われた道路の改修工事現(xiàn)場で、アスファルト道路の下から清代の青レンガ橋が完全な狀態(tài)で発見された。考古學(xué)専門家は「この橋は清の時代、臨ショウ県城の城壁の周囲の堀にかかっていた橋であり、臨ショウ県城の歴史を研究する上で貴重な資料となる」との見方を示す。新華網(wǎng)が報じた。

臨ショウ県文物観光局によると、この橋はもともとあったアスファルト道路から1メートルほど地下に埋まっていたという。橋の長さは6メートル、アーチの高さは約3メートルで、全て青レンガ製だ。橋の基礎(chǔ)は石臼のような2つの石で支えられていた。

この橋が見つかったのは臨ショウ県城北部の主要道路で、車や人の往來が激しいが、倒壊事故が起こったことはこれまでに一度も無いという。長い年月を経たにもかかわらず、橋は完全な狀態(tài)で保存されていた。

臨ショウ県文物観光局は橋の発見後、直ちに人員を組織し、橋の調(diào)査と保護(hù)を開始した。

＊ショウは三水へんに章

「人民網(wǎng)日本語版」2012年10月17日