國家水中文化遺産保護浙江寧波基地には、中國で名を馳せる水中文化遺産保護チームがある。中國歴史博物館が1998年に寧波市で中國初の水中考古活動ステーションを設立すると、同チームは前後して浙江省沿岸部の水中文化財調査、清朝沈沒船「小白礁1號」の発掘、漁山列島海域の水中文化遺産の調査、「小白礁1號」の船體保護など、多くの中國重點水中考古及び引き揚げ文化財保護プロジェクトを展開した。
「小白礁1號」遺跡は2008年に浙江省沿岸部の水中文化財調査で見つかった。2012年に船內の文化財の整理?発掘がほぼ完了した。解體し引き揚げられた「小白礁1號」の船體の部材は2014年より、國家水中文化財保護寧波基地の沈沒船修復?展示室內で保管?展示されている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2020年7月31日