2月24日、中國最初の火星探査機「天問1號」から再び嬉しい知らせが屆いた。同日6時29分、「天問1號」探査機は3回目の火星接近制動に成功し、近火點(火星に最も近い點)280キロ、遠火點(火星から最も遠い點)5萬9000キロ、周期2火星日の火星待機軌道に進入した。
実は、春節の連休中、「天問1號」は慌ただしかった。2月10日、探査機は火星軌道に到達し、中國初の人工火星衛星になった。2月12日、「天問1號」が火星をとらえる過程の映像が公開され、地球から1億9000キロ離れた場所から新春を祝福した。2月15日、「天問1號」は遠火點を水平移動した。
停泊軌道に入った「天問1號」探査機はここで約3カ月運行し、周回機の7臺の機器を全て使用し科學探査を開始し、火星著陸の準備を整える。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2021年2月25日