有人宇宙船「神舟13號」で宇宙に飛び立つ乗組員3人のうち、唯一の女性宇宙飛行士である王亜平さんは 山東省膠東半島出身。1980年1月生まれの彼女は、中國人民解放軍航天員大隊に所屬する1級宇宙飛行士であり、階級は「大校」(大佐)。。17歳の時に吉林省長春飛行學院で航空機操縦技術を學び、18歳で試験飛行のチャンスを得た。また、四川省汶川大地震に際しては、航空機を操縦し、救援活動などの重要な任務についた経験がある。王さんは2013年4月、宇宙ステーション「天宮1號」と有人宇宙船「神舟10號」乗組員チームのメンバーに選抜され、中國初の「80後(1980年代生まれ)」女性宇宙飛行士となった。また2019年12月には、「神舟13號」乗組員チームに抜擢された。今回の飛行で、王さんは、中國宇宙ステーションに長期滯在する初の女性宇宙飛行士となる。中央テレビ網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年10月16日