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ロボットが奏でる「茉莉花」
伝統的な日本の生活や風景の展望空間を後にすると、ストリートダンスの音楽が流れており、見學者の心を現代文化に呼び戻すだろう。
上海市在住の洋洋くん(6歳)が、床発電のマットの上で何度も飛び跳ねている。「これ本當に発電するの?」と尋ねる洋洋くんに、トキをイメージしたユニフォームを著たコンパニオンの女性が、頭上の畫面にカウントされているエネルギー量の表示を指さす。そして日本語なまりの中國語で「ほら、本當に発電しているでしょ?」と優しく答えている。
愛知萬博では、日本が展示したロボットがトランペットを演奏し話題になった。昨日、上海萬博日本館の展示ゾーン裏手でプレショーが行われ、身長1メートルを超すロボットがバイオリンで「茉莉花」を演奏した。手先を器用に動かし弦を押さえ、音楽に合わせ身體を揺すりながら演奏する様子に、多くの見學客の注目が集まった。
多くの人が「あれはロボットが弾いているの?録音されたものじゃないの?」と疑い深い聲を上げている。
黃鸝さんは「本當にロボットが演奏しているのです」と答える。「中國も日本も高齢化社會に入ってきました。このようなロボットが普及されれば、高齢者のお世話などができるようになる、というテーマがもとになっています」
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