宋慶齢故居は北京の風光明媚な什剎海後海の北沿いにある。門前では水と空が互いに映え、さざ波が打ち寄せ、岸辺の柳が軽やかに舞っている。庭園には回廊が張りめぐらされ、樓や堂、あずまや、高殿などが立ち並ぶ?;亓鳏工肭逅?、連山、緑豊かな古木、咲き亂れる花々……。非常に典雅で靜寂に包まれた庭園だ。
敷地面積は約2萬平方メートルで、建築面積は5000平方メートル余り。もともとは清朝最後の皇帝である溥儀の父親、醇親王載澧の邸宅で、西花園とも呼ばれている。
新中國成立後、黨と政府は宋慶齢のために北京に住まいを造ることにしたが、彼女は何度も斷ってきた。そこで1962年、周恩來総理は黨と政府の委託を受けて、この花園を改修して宋慶齢の住まいにすることを自ら計畫。従來の建築物の西側に、西洋の風格を採り入れた2階建ての住居を建設した。宋慶齢は1963年4月に移り住み、1981年5月29日になくなるまで18年もの間、ここで仕事をし、生活をした。
全國人民代表大會常務委員會は1981年5月16日、宋慶齢に「中華人民共和國名譽主席」の栄譽稱號を授與した。中國共産黨中央は1981年10月、この場所を「中華人民共和國名譽主席?宋慶齢同志の故居」と命名するとともに、國務院は全國重要文化財に指定した?,F在、舊居を利用して、全國で収集した文物や資料が「宋慶齢同志の生涯展」として展示されている。
アドレス: 西城區後海北沿46號
電話番號: 64044205
交通: バス55番に乗り徳勝門で下車後、後海の北沿いを東に。5、815、819、834、734番に乗り果子市で下車後、後海沿いに狹い道を南に。
開館時間:9:00~15:30、月曜は休館
入場料: 大人5元、學生3元
公式サイト:http://www.sql.org.cn/
「チャイナネット」2007年7月