祿とは官職の祿位を指す?!傅撋瘛工衔倪\(科挙の運)と官運(任官の運)を司る功名利祿の神である。昔、官職につくことは科挙と直接関係し、科挙は文人の勉學と直接関係していた。そのため、「祿神」は官界の人士から祭られただけでなく、文化を尊ぶ庶民からの人気も高く、民間の吉祥の神、學問の神となった。民間において「祿神」は福神、壽神とともに崇められている。子を授ける神とも見なされ、民間演劇の中には「『祿神』が子どもを連れてきた」という歌の文句がある。
「鹿」と「祿」は同音のため、年畫や風俗畫、吉祥畫では一般的に「鹿」によって「祿」をたとえる。例えば、「福祿壽三星図」には、「壽星」が鹿の上に立ち上がり、上空には蝙蝠が飛んでいる様子が描かれている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2014年3月26日 |