「祝壽図」の中には「八仙慶壽」「八仙仰壽」「八仙過海」の図が多くある。「八仙」とは一般的に、鉄拐李、漢鍾離、曹國舅、何仙姑、張果老、呂洞賓、韓湘子、藍採和を指す。「八仙」にまつわる物語は多い。伝えられているところによると、「八仙」はしょっちゅう西王母の蟠桃會に出掛けていた。あるとき、腹いっぱい飲み食いして帰る途中、海に行き當たった。すると呂洞賓が、雲に乗らずに海の中に物を投じてそれに乗って渡ろうと提案した。「八仙」はそれぞれ大切な仏具を使って海を渡った。ここから「八仙過海、各顕神通」(八仙海を過ぐるに、おのおの神通を顕す)と言われるようになったのである。「八仙」は長壽を祝う素材となり、欠かすことのできないイメージとなった。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2014年3月26日? |