溫家寶総理は日本訪問を前にして、日本語月刊誌『人民中國』の読者にメッセージを贈った。『人民中國』誌は1953年創刊の日本語雑誌で、中日両國國民の間の相互理解と友好を深める上で積極的な役割を果たしてきた。メッセージの內容は次のとおり。
中日両國は一衣帯水の隣邦です。両國が友好往來の伝統を継承し、発揚して、さまざまな分野での協力を絶えず強化することは、両國人民共通の願いです。
中日雙方は、両國と両國人民の長期的利益から出発し、地域の平和と繁栄という大局から出発し、政治的な相互信頼を増進し、互いに利益のある協力を強め、長期的に安定し、健全に発展する両國の善隣友好関係を構築しなければなりません。
今年は中國と日本が國交を正常化してから35周年に當たり、両國関係をさらに一歩改善し、発展させる重要な契機であります。私はまもなく日本を公式訪問しますが、この訪問を通じて、雙方の共同の努力の下、中日の善隣友好関係の発展を推進することを期待しています。
そして雑誌『人民中國』が両國人民の間の相互理解と友情を増進するために、また中日の世々代々の友好を実現するために、新たな貢獻をするよう望んでいます。
最後に、私は謹んで『人民中國』の読者の皆様に、心からのご挨拶と祝福の言葉を贈ります。
中華人民共和國 國務院総理 溫家寶?