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坂田藤十郎、「歌舞伎を通じて日本を知ってもらう」 珍しく女形の化粧の仕方も披露 |
発信時間: 2007-09-06 | チャイナネット |
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訪中している日本の「人間國寶」の坂田藤十郎が、ハードスケジュールの中で、北京日本學(xué)研究センターの招きで、5日、北京外國語大學(xué)で開催された松竹大歌舞伎近松座の講演會に出席した。坂田藤十郎は日本の伝統(tǒng)蕓能である歌舞伎の由來と文化を中國の學(xué)生たちに紹介した。その弟子の中村鴈成と中村扇乃丞によって珍しく女形の化粧の仕方も披露された。 一、坂田藤十郎、「歌舞伎と京劇には大きな違いがある」 北京外國語大學(xué)の會場には北京の各大學(xué)の學(xué)生たちが多數(shù)集い、4日の公演を見てからまた駆けつけてきた若者も多かった。天津などほかの都市からはるばるやってきた教師と學(xué)生も少なくなかった。 まず、坂田藤十郎は4日の公演について、「暖かい拍手をいただいて、本當(dāng)にありがとうございました。歌舞伎が中國人に完全に理解されて、嬉しかったです。特に嬉しかったのは、若いお客さまがたくさん來られたことです」、と語った。 そして、上方歌舞伎の由來を紹介し、「歌舞伎は心の蕓術(shù)だ」と語った。 また、歌舞伎と京劇の違いにも所見を述べた。中國の京劇にも女形とよく似た「旦」の役があるので、京劇の女形と歌舞伎の女形と同じ蕓術(shù)に屬するものだと思われるかもしれないが、実は大きな違いがある。京劇は「東洋のオペラ」と呼ばれ、歌あり、動作ありで、歌舞伎は歌わなく、すべての注意力は舞いとしぐさに置かれる、などと學(xué)生たちに丁寧に話した。
その後、學(xué)生の質(zhì)問にも答えた。「『英執(zhí)著獅子』を見る時、帯を変えることなく、赤い著物からぱっと一瞬に白い著物姿に変身するシーンがあったが、どうしてそんなに早くできるのか、とても不思議だった」、と一人の學(xué)生が質(zhì)問した。それに対して、「衣裝の袖には糸がある。その糸のおかげですばやい変身ができたのだ。これも何百年間伝わってきた歌舞伎の伝統(tǒng)です」と、坂田藤十郎は自分の袖を見せながらやさしく説明した。 その後、珍しく女形の化粧の仕方も披露された。
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