中國古代の伝説の帝王「三皇五帝」の一人、黃帝(軒轅)を祭る儀式が11日午前、河南省新鄭市で行われた。儀式には現地のほか、大陸部各地や香港、澳門(マカオ)、臺灣、さらに世界各地に暮らす中國系住民の代表ら計2千人以上が參加した。
新鄭市は黃帝が生まれ、後に都が定められた地とされる。黃帝は5千年前、文字を創り、養蠶を始め、五穀の栽培を始め、輝かしい古代中華文明を生み出したと伝えられている。黃帝に敬意を表すこの儀式は毎年舊暦3月3日に行われており、その歴史は春秋戦國時代(紀元前770~221年)にさかのぼることができる。
「人民網日本語版」2005年4月13日