象腳鼓は雲(yún)南省のタイ族の間でよく使われている打楽器で、外見が象の足に似ているためこう名づけられている。鼓そのものは木でつくられ、大と小の二種類があり、大きいものは高さが約1.5メートル、小さなものは0.5メートルぐらいである。鼓の上端はやや太く、下端は細(xì)く、ラッパの形を呈し、鼓の上端をヒツジの皮で覆っている。演奏の際には、鼓を斜めに肩に掛け、両手でたたき、雄壯で重厚な音が出せる。踴りによく使われ、鼓をたたきながら踴るのである。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2014年3月26日 |